落雷を防止しないと発生するトラブルとは?
落雷を防止しないと発生するトラブルとは?
落雷を防止しないと発生するトラブルは、もちろん人に直撃した際の人命に関わるものもありますが、ここでは一般的な建物やビルについての話をします。
落雷は基本的には高い場所に起こる可能性が高いですから、仮に適切に避雷針を設置していなかった場合、地面に落ちるよりはその周囲にある建物、それも屋上に落ちることが多くなります。
建物の屋上に落ちてくれれば人命にも被害はないし屋内の設備や機器などにも問題はなさそうで、別にこれで構わないのではないかと思うのは大きな間違いです。
例えばコンクリートや木材は電気を通しにくいですから、このような構造体を雷が無理やりに流れようとすると大きな抵抗が発生し、結果として大量の熱が発生します。
立ち木に落雷があった場合に木が燃えることがあるのは良く知られていますが、それと同じことが建物でも起きる可能性がありますし、コンクリートのような不燃性素材であっても熱で破損する可能性があります。
家を守るための落雷対策方法には何があるのか
天気の急激な変化や温度の変化で発生する落雷は、家屋や家電、人にも影響を及ぼす危険なものです。
落雷が発生すると基本的には避雷針に落雷するようになっていますが、必ずしもそこに落ちるとは限りません。
そのため、自分自身でも可能な限り落雷に対する対策をしていく必要があります。
その対策の代表的なのが、サージアブソーバと呼ばれる避雷装置です。
この装置の主な働きは、雷が家屋や家の付近に落ちることによる電流の変化によって家電が壊れるのを防ぐことで、これによって電流を遮断し安全に日常生活を送ることができます。
また、家電の破損は最悪の場合火災の原因にもなりうるので、未然に防ぐことは大変重要だと言えます。
他にも、保険や共済の加入することで家屋や家電などの家財を守ることができます。
日常的に雷は発生しているためどこか他人事のように感じてしまいますが、その安心感が大きな損害を及ぼすので危険を回避するために事前に準備しておくことが大切です。